【保存版】ビールの種類・一覧・徹底解説【生ビール・ラガー・エール・クラフトビール】

ビールと一言に言っても生ビール、ラガービール、ペールエール、スタウト、IPAなどなど、様々な種類がありますよね。わたしもビールは大好きなのですが、これらの違いをうやむやにしたままビールを飲むのはそろそろ止めにしようと思い、ビールに関して気になっていたことを調べてまとめてみました。

ビールと生ビールの違い

まず居酒屋にいって頼むものといえば「生ビール」ですよね。普段家で飲む缶ビールより、キンキンに冷えたビールジョッキにサーバーから注がれたビールは、仕事終わりには格別です!ですが、実は普通に市販されている缶ビール・瓶ビールも生ビールがほとんどなんです。では普段我々が飲んでいる生ビールとは一体何なのでしょうか。

生ビールとは

普通のビールと生ビールの違いは、「ビールサーバー・缶・瓶」といった違いで判別するものではなく、その「製造工程の違い」にあります。具体的には、熱処理していないビール(非熱処理)を生ビールと言います。

熱処理はビールを作る工程で、酵母の働きを止めたり、雑菌の活動を止める役割を果たします。ですが、近年の醸造技術の発達により、熱処理を行わない製造方法が主流になってきました。この熱処理を行わないで作ったビールが「生ビール」と呼ばれていrます。

逆に、昔ながらの熱処理を行ったビールを「熱処理ビール」と呼び、今でも「キリンクラシックラガー」や「サッポロラガー(赤星・あかぼし)」等のビールを好んで飲んでいる方も多いのではないでしょうか。

主な日本の生ビール・熱処理ビール一覧

生ビールビール(熱処理ビール)
サッポロ黒ラベルサッポロラガービール
キリンラガービールキリンクラシックラガー
キリン一番搾り 
アサヒスーパードライ 

 

ラガービールとエールビール

ラガービールとは

生ビールと熱処理ビールの違いはわかりました、そこで次に疑問になってくるのが「ラガービール」です。よく耳にするこのラガービールですが、これはいったいどのようなビールのことを指すのでしょうか。

ラガーとは下面発酵で醸造されるビールのことを指します。

ラガー(ドイツ語: Lager)は、下面発酵で醸造されるビールのスタイル。日本におけるビールの分類では「貯蔵工程で熟成させたビール」のことで「ビールの表示に関する公正競争規約及び施行規則・第4条」によって定義されている。一般に切れのよい苦みとなめらかでマイルドな味わいを持つ。

ラガー (ビール) – Wikipedia より引用

ビールを作る工程では「発酵」が欠かせない工程となっており、ここで味の特長が変わってきます。

日本の主要メーカーのビールのほとんどが、この下面発酵で作られたラガービールです。

エールビールとは

下面発酵で醸造されるビールをラガーと呼ぶのに対し、上面発酵で醸造されるビールエールビールと呼びます。

エール(英: Ale)は、ビールの一種。上面発酵で醸造される。大麦麦芽を使用し、酵母を常温で短期間で発酵させ、複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビールのスタイルである。

エール (ビール) – Wikipedia より引用

日本のエールビールで皆さんに馴染み深いものといえば「よなよなエール」が挙げられるかと思います。ラガーとエールにはこのような製造工程での発酵の仕方の違いがあり、味に違いが出ていたんですね。

主な日本のラガービール・エールビール一覧

ラガービール(下面発酵)エールビール(上面発酵)
サッポロ黒ラベルよなよなエール
キリンラガービールサッポロ ヱビス プレミアムエール
キリン一番搾りグランドキリン IPA
アサヒスーパードライプレミアムモルツ香るエール

ラガーとエールの種類

ラガーとエールの中にはさらに細かく種類が分類されています。

ラガービールの主な種類

ピルスナー

ピルスナーは、チェコのプルゼニ(ピルゼン)で開発された「ピルスナー・ウルケル」を源流とするビールです。ピルスナーといわれると敷居が高い感じがしますが、現在日本や世界中で醸造されているビールのほとんどがこのピルスナーというビールに分類されます。

日本の主要ビール「サッポロ・キリン・アサヒ」や、アメリカの「ハイネケン」、「バドワイザー」、デンマークの「カールスバーグ」などなど。

シュヴァルツ

ドイツ語で「黒ビール」を意味するシュヴァルツ。その黒い見た目が特徴で、ローストされたモルトを使用し、香ばしさと苦味、すっきりとした後味や甘味も特徴的です。ギネスビールなどのスタウトビールは、ラガーではなく、後述のエールビールなので、シュヴァルツには当てはまりません

私が大好きなのはドイツの「ケストリッツァー」です。「ヱビス プレミアムブラック」もこの種類になります。

エールの種類一覧

ペールエール

ペールエールはペールモルトで作られたビールで、「ペール=淡い」という意味があり、当時の濃い色が主流のビールの中では淡い色が特徴的でした。ペールエールの中でも「IPA(インディア・ペールエール)」と呼ばれるものがあり、これはホップの量が比較的濃い比重で醸造されたものです。

有名なものではイギリスの「バス ペールエール」がありますが、残念ながら日本では2018年に販売終了となっております。その他の日本ペールエールでは「よなよなエール」「インドの青鬼」「グランドキリン IPA」などがあります。

ヴァイツェン

ヴァイツェンは南ドイツの伝統のビールで、小麦麦芽を50%以上使用したビールです、白い見た目とバナナのようなフルーティーな香りが特徴。酵母をろ過していないものを「ヘーフェ ヴァイツェン」、酵母をろ過したものを「クリスタルヴァイツェン」と呼びます。ヴァイスは「白」という意味でヴァイスビアと呼ばれる事もあります。有名なものではドイツの「エルディンガー」、缶が上下さかさまになっているのが印象的なベルギービール「白濁」日本の「COEDO -白- 」などがあります。

スタウト

スタウトは黒くなるまでローストした大麦を使用して作られたビールを指します。スタウトといえば一般的に「ドライスタウトアイリッシュスタウト」を指します。黒い見た目と、きめ細かい泡、カラメルのような甘い香りと苦味が特徴的です。

スタウトの種類には、ドライスタウトよりも甘味とアルコール度数を強くした「フォーリンスタウト」コーヒーやチョコレート、カラメルの風味が特徴の「スイートスタウト・ミルクスタウト・クリームスタウト」、大麦麦芽に加えてオート麦を使用して製造する「オートミールスタウト」、ロシア皇帝への献上品として作られたとされる「インペリアルスタウト」、カキエキスを加えて作った「オイスタースタウト」など、様々な種類があります。

スタウトビールで一番有名なものといえばやはり「ギネスビール」でしょうか。めちゃくちゃうまいです。日本のスタウトといえばよなよなエールの「TOKYO BLACK」、お相撲さんのお尻でおなじみ?です。

クラフトビールとは

クラフトビールとはビールの種類を指す言葉ではなく、サッポロやキリンといった大手のメーカーではなく、明確な線引きは難しいですが、比較的小・中規模なビール工房で作られらビールのことを指します。地ビールなどという呼び方もあり、お土産として販売されていたり、大手の企業では作られていない、よりこだわった味わいのビールを作っているのが特徴です。

ビール・発泡酒・第三のビールの違い

日本では酒税の関係上、その原料などにより「ビール」、「発泡酒」、「第三のビール」といった種類に分けられています。これらの明確な違いは下記の通りで、これらの条件によって分類され、酒税がかけられます。あくまで日本国内の定義であり、海外でビールとして売られているものでも、日本国内の基準では発泡酒と表記されている商品もあります。

ビール

  • 麦芽比率が50%以上
  • 副原料の重量が麦芽の5%以内
  • 使用できる副原料が定められている

発泡酒

  • 麦芽比率50%未満
  • 麦芽比率が50%以上の場合、ビールでは使用できない副原料が使われているもの
  • 麦芽比率が50%以上の場合、規定量を超えて副原料が使われているもの

第三のビール

  • 麦、麦芽を使っていない
  • 麦芽比率50%未満の発泡酒と麦由来のスピリッツを合わせたもの

上記に紹介した以外にもビールの種類は多種多様で、日本国内だけではなく海外のいろいろなビールが存在し、非常に奥が深いものと言えます。普段生ビールばかり飲んでいる方や、家では第三のビールなかり飲んでいる方も一度さまざまなビールを試してみてはいかがでしょうか。

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