【銀河英雄伝説】本伝 第1期 第1話『永遠の夜の中で』雑記
銀河英雄伝説が好きで原作はもちろん、アニメも何回も観てるんですが、今回再アニメ化ということもあってもっかい観直してます。いや何度観てもおもしろい。一話ごとに感想的なことを適当に書きます。途中で辞める可能性特大。ゴリゴリネタバレしていくのでまだ観ていない方は要注意です。
ちなみに第一話はバンダイチャンネルで無料で視聴できますよん。
もくじ
第1話『永遠の夜の中で』
年号
宇宙歴796年1月、帝国歴487年1月
オープニング
いつの世も、戦争が続いている。
いつの世も、戦争によって残されるのは、無人の荒れ野だけだ。
そして刻まれた傷は、時の流れとともに消えてゆく。
その傷を目撃し記憶しているのは、満天に輝く星の群れかもしれない。
その星すら、いつの日か、流れ星のように消え去る運命にある。
これは、そんな星々の間で、いつの日か語られた、ある人間たちの、今はもう忘れかけている戦いの記録である。声:屋良有作
すでに鳥肌が立っているのは私だけでしょうか。
アニメ版ではいきなりアスターテから始まりますが、原作ではまず『序章 銀河系史概略』として銀河帝国、自由惑星同盟の成り立ちについて書かれています。アニメ版ではこれのかわりに、ユリアンが地球に向かう際の道中に映像資料として銀河系史を映像で学ぶシーンがありますね。
あらすじ
アスターテ星域で対峙していた銀河帝国軍と自由惑星同盟軍。二倍の戦力比のために誰もが同盟軍の勝利を疑わなかったが、帝国軍司令官のラインハルトは同盟軍各艦隊の各個撃破に出て劣勢を跳ね返す。第四艦隊、第六艦隊を葬った帝国軍は、残る第二艦隊に矛先を向ける。だが、そこには彼の戦略を見抜いていたヤンがいて…。
数の上では自由惑星同盟が有利な中、常勝の英雄、ラインハルトの指揮の元、各個撃破で第四艦隊を撃破、その後第六艦隊も全滅に追い込まれ、ヤンの友人、ラップが戦死する。劇場版にくらべてここの表現が結構あっさり。是非劇場版『銀河英雄伝説外伝 遥かなる序曲(オーヴァーチュア)』を観ていただきたい。アスターテ会戦(本伝1話、2話に該当)が詳細に描かれています。原作の第1章「永遠の夜の中で」もアニメ版とは異なり、ヤンとラインハルトの生い立ち等が織り込まれないようになっています。
ラストシーンのラインハルトのキルヒアイスの会話
「あの艦隊にあの男がいるとしたらな」
「ヤン・ウェンリー准将」
「あぁ、その通りだ」
鳥肌が立ちますね。
感想的なこと
銀河帝国、自由惑星同盟、フェザーン自治領の三つ巴の関係、ラインハルト・フォン・ローエングラム、ヤン・ウェンリーそれぞれの軍内部での置かれた立ち位置、またその周りの主要キャラクター達。凝縮された第一話「永遠の夜の中で」、OVA版銀河英雄伝説の歴史はこの1ページが始まります。
この初回の一話だけでラインハルト、ヤン、キルヒアイス、オーベルシュタイン、ミッターマイヤー、ロイエンタール、メルカッツ、アッテンボロー、ポプラン、などなど主要メンバー総出演、豪華声優陣!ちなみに私が一番好きなキャラクターは塩澤兼人さん演じるオーベルシュタインです。
次回第二話「アスターテ会戦」。ヤンとラインハルトの対決。この二話の時点でハマってしまう人もいるのではないでしょうか。とにかく銀河英雄伝説を全話視聴するかギブアップするかは第一期を通して観て判断していただきたいです。
第一話に関する情報
主な登場人物
銀河帝国
ラインハルト・フォン・ローエングラム | 堀川亮(堀川りょう) | 上級大将。伯爵。20歳。 |
ジークフリード・キルヒアイス | 広中雅志 | 大佐 |
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ | 納谷悟朗 | 大将 |
シュターデン | 村越伊知郎 | 中将 |
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト | 速水奨 | 少将 |
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト | 潘恵子 | グリューネワルト伯爵夫人 |
フリードリヒ4世 | 阪脩 | 第三十六代皇帝 |
オスカー・フォン・ロイエンタール | 若本規夫 | 中将 |
ウォルフガング・ミッターマイヤー | 森功至 | 中将 |
エルラッハ | 佐藤正治 | 少将 |
クルト | 屋良有作 | 伍長 |
トニオ | 小林通考 | 二等兵 |
フォーゲル | 松尾貴司(松尾まつお) | 中将 ※本伝ではセリフなし、「銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲」にて出演 |
トーマ・フォン・シュトックハウゼン | 永井一郎 | イゼルローン要塞司令官、大将。 |
ハンス・ディートリヒ・フォン・ゼークト | 飯塚昭三 | イゼルローン要塞駐留艦隊司令官、大将。 |
クラウス・フォン・リヒテンラーデ | 宮内幸平 | 国務尚書。侯爵。 |
ロイシュナー | 大佐、ブリュンヒルト艦長。(原作のみ登場) |
自由惑星同盟
フェザーン自治領
アドリアン・ルビンスキー | 小林清志 | 第五代自治領主 |
ニコラス・ボルテック | 仁内建之 | 補佐官 |
その他
ナレーション | 屋良有作 |
主な登場戦艦
銀河帝国
名称 | 全長 | 全幅 | 全高 | 乗員 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ブリュンヒルト | 1,007m | 264m | 273m | 1,171名 | ラインハルトの座乗艦 |
自由惑星同盟
名称 | 全長 | 全幅 | 全高 | 乗員 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
FBB-21 パトロクロス | 1,159m | 72m | 163m(アンテナ部含めて358m) | 1,226名 | 第二艦隊旗艦 |
FBB-28 レオニダス | – | – | – | – | 第四艦隊旗艦 |
FBB-20 ペルガモン | 1,159m | 72m | 358m(アンテナ部含む) | 1,226名 | 第六艦隊旗艦 |
ネストル | – | – | – | – | 第四艦隊戦艦 |
レムノス | – | – | – | – | – |
主な使用楽曲
交響曲第3番ニ短調(Symphony No.3 in D Minor) | マーラー(Mahler) | オープニングナレーションのBGM |
ファゴット協奏曲 K. 191(Concerto for bassoon and Orchestra in B falt Major K 191)) | モーツァルト(Mozart) | アンネローゼ登場シーン |
ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章(Pathetique Sonata – 2nd mov) | ベートーヴェン(Beethoven) | ミッターマイヤー・ロイエンタール登場シーン |
まさか一話だけでこんな膨大な量の情報があるとは思いませんでした。。。書き出しで一話ごとに感想書くとかほざいてますが多分今回で終わりです。
次回、銀河英雄伝説 第2話『アスターテ会戦』
銀河の歴史がまた1ページ。
参考資料:銀河英雄伝説DATA BOOK メカニック&声優大事典