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【ZO-3芸達者】ディストーションスイッチの修理方法・レビュー【中古】

2023.03.23

Written by o-saka

ZO-3芸達者を中古で購入したところ、ボリュームポッドのクリーン/ディストーションの切り替えがうまくできなかったため、パーツを交換しました。同じ症状で困っている方のお役に立てば幸いです。

普通の「ZO-3」と「ZO-3芸達者」の違い

普通の「ZO-3」ギターと「ZO-3芸達者」には大きく下記の違いがあります。

一番の違いはトレモロアームの有無です。ちなみにZO3-STにもトレモロアームが搭載されています。

クリーンとディストーションの切り替えが可能です。ディストーションサウンドはぶっちゃけそこまで歪まないのでおまけ程度に考えた方が良いかもしれません

専用のY字ケーブルでエフェクトをセンドリターンで繋ぐことが可能です。

修理の解説の前にまず「ZO-3芸達者」には前期モデルと後期モデルが存在します。おそらく2019年以前に作られたものが前期モデル、以降に作られたものが後期モデルとなるようです。

ZO-3芸達者の前期モデルと後期モデルには下記の違いがあります。

前期モデルは電源スイッチがあり、ボリュームポッドを押す/引くことでクリーンとディストーションの切り替えを行います。後期モデルはボリュームポッドを右に回すことで電源が入り、スイッチでクリーンとディストーションを切り替える形になります。

一番簡単な見分け方は「ヘッドフォン端子の有無」になります。ネット通販やヤフオク、メルカリで購入する際は掲載写真をチェックしたり、出品者に質問したりするなどして確認すると良いでしょう。

※今回修理するZO-3芸達者は前期モデルのものとなります。

それでは修理方法をご紹介して参ります。まずは必要なパーツを購入します。

サウンドハウスで1,180円で購入できるMONTREUX（モントルー）製のプッシュ/プルスイッチ付コントロールポット、Aカーブです。

これを下記のように配線をハンダ付します。

古いボリュームポッドを取り外します。

新しいボリュームポッドを同じに位置にハンダ付します。

ボディに収めて完了です。

今回は電池ボックスの蓋が取れいていたのでこちらも追加に交換しました。

古い電池ボックスを取り外します。

電池ボックスはAmazonで入手しました。

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ネジ位置に若干のズレがあるため片側だけ留めました。

ついでにストラップピンの位置も移動。

スピーカーリングも装着。

アームがついてなかったので購入。

これで完了です。

個人的には通常のZO-3より遊びの幅が広がって良いギターだと思います。マルチエフェクターを内蔵したDIGI-ZO比較検討したのですが、DIGI-ZOは9V電池で30分しか駆動できないという点からZO-3芸達者をチョイスしました。

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歪みが若干物足りないですが、ちょいと遊ぶ程度に弾く分には全く問題ないかと思います。