【SEO】Google コアアップデート に対する対策は「コンテンツの品質」
2019/10/1に「Goolge ウェブマスター向け公式ブログ」にて下記の記事が投稿されました。
Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと
今回はこの記事の内容をもとに今後のSEOに関して考察していきたいと思います。
コアアップデートとは
Google では年に数回、検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加えており、このような変更を「コア アップデート」と呼んでいます。コア アップデートは、全体として、関連性が高く権威あるコンテンツを検索ユーザーに提供するという Google の使命を果たすために行われます。
コアアップデート後は順位の変動が予想されます。自身のページのコンテンツが良質だったとしても、今まで過小評価されていた別のページが上位に表示され、自身のページの順位が下がってします可能性があります。
コアアップデートで順位が下がった場合
コア アップデート後にページの掲載順位が下がったとしても、そのページに修正すべき問題があるとは限りません。それでも、コア アップデート後に掲載順位が下がった場合は、何かする必要があると感じるかもしれません。そのような場合は、できるだけ優れたコンテンツの提供に集中することをおすすめします。Google のアルゴリズムでは、コンテンツの品質に基づいて掲載順位を決定しているからです。
いままで通り良質なコンテンツが上位に表示されるという点は変わりません。もし自分のサイトが上位に表示されない場合や、順位が下がってしまった場合は、今一度ページのコンテンツを見直してみましょう。
良質なコンテンツの条件
良質なコンテンツを客観的に判断できるよう、Googldeでは今回の記事でコンテンツを自己評価するための新しい質問を追加しています。非常に多くの質問事項があるのですが下記にいくつか重要と思われるものをまとめました。全文はブログ記事をご参照ください。
- 独自のコンテンツ
- 十分な情報の提供
- 興味深い情報の提供
- 記事のオリジナリティ
- 適切な見出し・ページタイトル
- ブックマーク・シェアしたくなる内容
- 信頼性の高い内容
- 誤った情報がないか
- 誤字やスタイルに関する問題がないか
- 大量の広告が掲載されていないか
- モバイル デバイスでも適切に表示されるか
- 他のページと比較した場合、十分な価値を提供しているか
- サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか
品質評価者、E-A-T について
Google には、アルゴリズムが適切な検索結果を提供しているか検証し、知見を提供する品質評価者という役割が存在します。この品質評価者は、アルゴリズムに対する変更が正しく機能しているかを確認するのに貢献しています。
品質評価者は、Google が E-A-T と呼ぶ基準に基づいてコンテンツが優れているかを判断するために特別な訓練を受けています。この基準は「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を意味します。
Googleのアップデートにはそのアップデート結果が適切かどうか判断する品質評価者が存在します。品質評価者が直接順位を決めるわけではなく、あくまで順位はアルゴリズムで生成されます。
コアアップデート後の順位回復のタイミング
大規模なコア アップデートは、数か月ごとに行われる傾向にあります。サイトがコア アップデートの影響を受け、その後にコンテンツを改善した場合、掲載順位が回復する可能性があるのは、次の大規模なコア アップデートのリリース時です。
コンテンツの改善行われていれば、小規模なコア アップデートがリリースされたときにサイトの掲載順位が回復する可能性はあります。
もし自身のコンテンツの順位が下がった場合、その記事に問題がある場合は改善を試みましょう。
Google では多数のフィードバックを取り入れて、テストを積み重ね、ランキング システムを常に改善しています。Google のこの取り組みは、コンテンツの所有者が変更を行わなかったとしても、ページの掲載順位が将来回復する可能性があるということを意味します。
コンテンツ自体に特に問題が無い場合は掲載順位が戻る可能性があります。順位が下がったからといって改悪しないよう注意が必要です。
まとめ
とても長い記事でしたが結局のところいままでのSEOと同様に「良質なコンテンツを作る」ということが大事になってきます。今回の記事で良質な記事とはなにか、Googleがどのような判断で記事を良質を判断するかが伺える内容になっているかと思います。自分のサイトやブログのアクセス数で伸び悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてよりよいコンテンツ作りを目指してアクセスアップにつなげましょう。