【Google公式ブログから読み取る】AMPページ導入のチェック事項
2017年11月28日火曜日、「Google ウェブマスター向け公式ブログ」に「ユーザーに高品質の AMP ページを」というタイトルの記事が掲載されました。記事内容からAMPに関する情報を読み解いて行きたいと思います。
AMPに関する詳細とWORDPRESSにAMPを導入する方法は過去記事をご参照ください。
AMPの有無は検索結果に影響しない
AMP はランキング要素ではなく、AMP に関する掲載順位のポリシーに変更はありません。
AMPの導入はSEOとは関係が無く、検索順位が上がるということは無いようです。
正規ページとAMPページの内容は同一にしなければならない
今後、ページを Google 検索結果に AMP ページとして表示するためには、AMP ページと正規ページのコンテンツを同等にすることを要件として義務付けます。
例えばAMPページをティザーページ、ランディングページとして使用したり、コンテンツの一部分のみを表示し、正規ページに誘導するというやり方は望ましくないようです。あくまでユーザーには正規ページでもAMPページでも同等のコンテンツを提供する必要があります。正規コンテンツに含まれる重要なコンテンツが AMP ページに含まれていない場合、AMP を必要とする各検索結果(ニュースカルーセル等)の対象から除外されるようです。
AMPに不具合がある場合、サーチコンソールにメッセージが通知される
ウェブマスターには Search Console を通じて手動による対策のメッセージで通知され、サイト運営者が問題を修正すると AMP ページが再び配信されるようになります。
前述の通り、正規コンテンツとAMPページは同等の内容でなければなりません。もしAMPページになんらかの不具合があった場合、Googleサーチコンソールに対策メッセージが通知され、問題を修正することによって正常にAMPページが配信されるようになるようです。ちなみにGoogle AMP テスト で該当ページが正しいAMPのフォーマットになっているか確認できますのでお試しください。
いかがでしたでしょうか。WORDPESSをご利用の方はAMP for WP – Accelerated Mobile Pagesプラグインを導入することで簡単にAMPページを生成することが出来ます。WORDPRESS以外のサイトの場合はAMP オープンソース プロジェクトを参考にすれば正しいAMPページを作成する事が可能です。